台風に強い家を建てるための9つの絶対条件とは?

2022.01.17

近年特に台風被害のニュースが多いと思いませんか?
これから家を建てるなら、台風に強い家を建てたいと考えている方も多いでしょう。でもどうすればいいのかなかなかわからないと思います。

当社は台風といった災害に強い家づくりを続けてきました。そのプロの視点から台風に強い家を建てるための絶対条件をご説明します。ご覧いただき安心な家を建てるためにお役立ていただければ幸いです。

この記事は8分で読めます

最近大雨が多いというのは気のせいではない

日本の大雨の頻度は年々増加しています。
以下は、1時間の降水量50mm以上の雨の年間発生回数のグラフです。
1時間の降水量50mm以上は、気象予報用語では「非常に激しい雨」と分類され、滝のように降るというイメージの雨です。


https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/extreme/extreme_p.html より

グラフを見れば、1975年には年間200回程度だった1時間の降水量50mm以上の雨の回数が、2020年には350回近くにまで増えていることがわかります。

内閣府公式の防災情報ページによれば、このような大雨の頻度は今後さらに増加すると予測されているそうです。

令和元年房総半島台風の被害

「令和元年房総半島台風」とも呼ばれる2019年9月に日本に上陸した台風15号は、千葉県を中心に非常に大きな被害をもらしました。

消防庁の令和元年度消防白書や、当時の内閣府が同年9月11日14時に出した速報によれば、この台風によって次のような被害が出ています。

・大雨と暴風により、千葉県を中心に7万4,900棟を超える住宅被害
・千葉県を中心に、最大約93万4,900戸の大規模停電
・千葉・東京・静岡の3都道府県で約2万4千戸の断水が発生

停電は異例の長期に及び、当時の報道によれば、台風が上陸した9月9日から6日後の17日午後7時半時点で、6万戸あまりで停電が続いていたそうです。

参考
総務省消防庁の令和元年度消防白書
内閣府 令和元年台風第 15 号に係る被害状況等について
Wikipedia 令和元年房総半島台風

台風の被害とは

台風によってb起こりうる被害は、大きく分けて次の9つがあります。

1,風そのものによる被害
2,風による飛来物の被害
3,高波・高潮による被害
4,河川の氾濫による被害
5,都市型水害による被害
6,土砂災害による被害
7,停電
8,都市ガスの遮断
9,断水

上記9つの被害に考慮することが、台風に強い家を建てるための絶対条件です。
それぞれのための対策を以下で解説します。

風そのものによる被害の対策

台風の風で怖いのが、下方から巻き上げる風です。
下方から巻き上げる強い風によって、屋根の軒や庇などの突起部分が損傷することがあります。
これらの部分が損傷してすき間ができると、そこから強風が屋根の下に入り、屋根を下から押し上げ飛ばしてしまう恐れが出てきます。

このような被害を防ぐためには、次の2点を押さえた家づくりが必要です。

下方から巻き上げる風に負けない強固な突起部分
下から押し上げる風に負けない構造

風による飛来物の被害の対策

飛来物による被害も見過ごせないところです。
怖いのは、飛来物がぶつかる衝撃そのものよりも、飛来物で割れた窓から吹き込んでくる風によるダメージです。

飛来物で割れた窓から屋内に風が吹き込むと、袋の口の部分に風を送ったような状態になります。平らな面に風を送るよりもはるかに大きく風の影響を受けるのです。
割れた窓から風が吹き込むと、屋内の風圧が一気に上昇し、屋根や屋根付近の部材に内側から外側に向かって大きな圧力がかかります。これにより屋根自体が飛ばされてしまうこともありえます。

朝日新聞デジタルより引用:静岡)台風15号、県東部に猛威 7人けが、屋根飛ぶ

このような被害を防ぐには以下の対策が有効です。

・窓が割れないようにシャッターなどで防護する
・窓が割れた場合に家の中に入った圧力を逃がす仕組み

高波・高潮による被害の対策

台風の折の高波・高潮の時には、普段なら海水が届かないところにまで海水が押し寄せてくることがあります。
高波・高潮による被害を受けないよう、海の近くを避けて家を建てることをおすすめします。
海の近くを避けることは、地震が起きたときの津波被害を避ける意味でも有効です。

高波・高潮の危険性があるエリアについては、下のリンクの国道交通省がまとめているハザードマップでも確認することができます。是非ご活用ください。

ハザードマップポータルサイト

河川の氾濫による被害の対策

いくら頑丈に作った家でも、大雨で氾濫した河川の水に飲み込まれては、どうしようもありません。
地域の水害ハザードマップなどを確認し、洪水に遭う恐れのあるエリアは避けるのが賢明です。

洪水の危険性についてもハザードマップをご活用ください。

ハザードマップポータルサイト

都市型水害による被害の対策

水害は、海や川の近くを避ければ必ず防げるものではありません。
集中豪雨などにより、その地域の排水できる能力よりも降水量が多いと、あふれた雨水による洪水が起こることがあります。
このような水害を「都市型水害」や「内水氾濫」と呼びます。

水は低いところに流れていくものなので、都市型水害で洪水に遭いやすいのは、その地域でとくに海抜・標高が低い場所です。

このため、都市型水害を避けるためには、海抜が低い場所を避けるのが有効になります。
海抜は、Mapionなどで確認できます。

Mapion

Mapionには地図の中心地点の標高を簡単に表示させることができる機能があります。
この中心の+マークの地点の標高は海抜6メートルということがわかります。

家を建てる場所だけではなく、周辺地域の海抜・標高もチェックし、「窪地や谷にあたる地域ではないか」も確認しておきましょう。

このMapionを使えばある程度あたりをつけることができますが、その上で実際に目で見て確認することが望ましいです。

土砂災害による被害の対策

大雨が降ると、地盤がゆるみ、土石流や地すべり、がけ崩れなどの土砂災害が起こりやすくなります。

家が土砂災害の被害を受けないようにするためには、以下の場所を避けて家を建てることが必要です。

・山すそ
・崖の上
・崖の下
・そのほか斜面

避けるべき警戒区域・特別警戒区域を図式化したものが以下です。

がけ崩れがあった場合、崖の高さの2倍程度の距離まで土砂が押し寄せて来る可能性があることは、是非頭に入れておきたいところです。
大雨が降った場合にその近辺にいないように気をつけることで、災害に巻き込まれる危険を未然に回避することができるためです。

参考:
https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jigyo/river/dosha_saigai/map/kasenbu0087.html

土砂災害ついてもハザードマップをご活用ください。


ハザードマップポータルサイト

停電対策

台風では、強風による電柱の損傷や雷などで停電が起こることがあります。
大きな台風の場合、停電が長期に及ぶ恐れもあります。
たとえば、令和元年房総半島台風の折には、台風が上陸した9月9日から6日後の17日午後7時半時点で6万戸あまりで停電が続きました。

停電そのものを防ぐことはできませんが、停電時になってもあまり困らないようにすることはできます。家に太陽光発電と蓄電池を設置するのです。
昼間に太陽光発電で電力を作り、蓄電池に貯めておくようにすれば一日中電気を使うことができます。

都市ガスの遮断の対策

台風などの災害では、都市ガスが止まることもあります。
災害時のガスの停止は電気より復旧にかかる日数が長いのが特徴です。
ライフライン復旧の目標日数は、電気が6日、上水道が30日、ガスが55日とされており、ガスは復旧までに時間がかかります。
このため都市ガス遮断対策も非常に重要なのです。

この対策として最も有効なのが、ガスを使わないオール電化にすることが挙げられます。

太陽光発電と蓄電池で電気を貯めておけば、電気とガスの両方が止まったとしても、お湯を沸かしたり料理をしたりすることが可能です。

断水対策

台風では断水も起こり得ます。令和元年房総半島台風の折にも、千葉・東京・静岡の3都道府県で約2万4千戸の断水が発生しました。

断水への備えで出来ることとしては、次の2点があります。

・水の備蓄スペースを確保し、水を備蓄しておくこと
・井戸を確保すること

特に井戸を確保しておくと心強いでしょう。

アキュラホームは台風に強い

家を台風から守るのに、土地選びは欠かせません。しかし、土地選びだけでは回避できない台風被害があります。

・風による被害
・停電
・都市ガスの遮断
・断水

上記4つの被害を避けるためには、家そのものに、上記5つに備えるための設備を設ける必要があります。

アキュラホームなら、上記4つに備える設備のすべてをそろえた家づくりが可能です。

風に強い構造

アキュラホームは、一般的な戸建て住宅よりも強風に強いことを立証しました。

2020年2月に、埼玉県の建材試験センター中央試験所で強風実験が実施。
日本初、過去最大級耐風実験です。
実寸大の一般的な建築基準法のレベルの建物と、アキュラホーム仕様とほぼ同じ住宅を使って行いました。

一般的な建築基準法のレベルの建物は、最大風速40m/S・50m/S・60m/Sのの強風実験で以下の被害が出ました。

最大風速50m/Sで、北面の雨どいが脱落
風速60m/Sで屋根材は飛散。太陽光パネルがない、直接風に曝された部分が全て吹き飛んだ
屋根材が一気にめくれ上がったため、金具も大きく湾曲
片流れ屋根では棟部分の板金が変形するなどの被害を確認

しかし、全く同じ条件で実験したアキュラホーム仕様の住宅には被害がありませんでした。くわえて、アキュラホーム仕様の住宅は、割れた窓から吹き込む風にも強いことが実証されています。

この実験では、飛来物などで窓が割れた場合を想定した突風実験(風速 20m/s の状態から一気に風速 66m/sに加速)も実施されました。

この実験で、一般的な建築基準法のレベルの建物は軒天が崩落したのに対し、アキュラホーム仕様の住宅は被害なしだったのです。

この実験結果を受け、東京大学大学院教授の稲山正弘氏は「アキュラグループ仕様の住宅は内外共に強いことが実証された」と述べています。

参考
https://www.aqura.co.jp/idonoaruie/
https://www.aqura.co.jp/main/wp-content/uploads/company/news/pdf/200409_taifu.pdf

ガスがなくても困らないオール電化

アキュラホームの住宅は、ガスの遮断も怖くないオール電化にすることも可能です。

オール電化は、台風対策だけでなく火災防止にもなるので、防災を意識するならぜひ備えておきたい機能です。

停電に備えた太陽光発電と蓄電池

太陽光発電システムと蓄電池をオプションで設定することができます。
普段から光熱費の節約になるうえに、台風や地震で送電が途切れても、電気に困りません。

断水に備えた防災井戸

電動ポンプ式の井戸があるので、断水しても水に困りません。
電動ポンプは太陽光発電により災害時も問題なく使えます。
万が一電気が止まったときのため、オプションで手動ポンプも付けることも可能です。防災井戸を家づくりに取り入れているハウスメーカーは全くといっていいほどない中で、これはユニークな取組であると自負しています。

もちろん地震にも強い

アキュラホームの最大の特徴の一つが災害に強い家造りです。
8トン壁と命名されているオリジナルの壁は、業界最強クラスの15倍の壁倍率を誇ります。これは通常の木造軸組工法の6倍に相当する強度を誇ります。
広い吹き抜けといった壁がない大空間を造ると壁面や柱が少くなるため、地震に弱くなるのが普通です。しかしこの独自工法により十二分な強度を確保することができるのです。
台風だけでなく地震にも強く、デザインの自由度も高いのが特徴です。

まとめ

台風に強い家を建てるために重要なことは、次の2つにまとめることができます。

ハザードマップやデジタル標高地形図をチェックし、水害や土砂災害に遭いにくい土地を選ぶ。
風に強く、オール電化で、太陽光発電と蓄電池、防災井戸を備えた家を建てる。

「アキュラホームにとって都合の良い項目だけをまとめた」ように思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そうではなく災害に強い家とは何か?建築のプロが考え抜いた結果としての家づくりなのです。

自然災害に強い家づくりは、アキュラホームグループにお任せください。

アキュラホーム 超防災の家

【記事監修】吉田 武(アキュラホーム埼玉 埼玉北支店 支店長)

家づくりという冒険の旅の水先案内人として、ご家族みんなにとってのお気に入りの家ができるように、暮らしやすさや楽しさを考えぬいたプランをご案内いたします!

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  • 所沢展示場

    🔍全国一斉WEB開催!5/21(土)見て!聞いて!学べる、得するマイホーム勉強会💁

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    場所
    所沢展示場
    開催日
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    時間
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    【東松山展示場】NEW完成モデルハウス見学会開催中!

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    場所
    東松山展示場
    開催日
    4月22日(金)~
    時間
    10:00~19:00

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